家づくりは初めてで、住宅ローンのことがわからな過ぎて困っている人、不安になっている人はいませんか?
貯金があっても高収入でも、不安で前に進めないでいる人、実は多いです。
でも、その不安を解消するのは簡単なんです。
方法は3つ。
1. 家計を整える事
2. 住宅ローンの仕組みを知って適正な予算を決めること
3. 予算にあった住宅会社を選択すること
長くなるので3回に分けて解説します。
今回は、「家計の整え方」のお話です。
「家計を整える」とは、「現状を把握」し「問題点を抽出」して「ムダな支払いを削る」作業のことを言います。
これで自分たちの家計がわかってお金の不安要素を一つ解消することできるんです。
【現状を把握】
皆さん家計簿ってつけていますか?
あれ大変ですよね。
皆川は家計簿をつけなくても良いと思っていますが(笑)、せめて今、固定費は何にいくら払っているかくらいは一度確認しておきましょう。
その作業に便利なのが、損益計算書です。
会社の家計簿的なもので、収益と費用から利益を算出できるようになっています。
【図1損益計算書】
これを家庭で使うと
【図2損益計算書家庭用】
費用は固定費、変動費、収益は給料ですね。
収益から費用を引いたものが利益、つまり貯蓄などに回せる余剰金となります。
費用の詳細は固定費なら住居費、水道・光熱費、通信費、保険料、教育費、自動車の維持費、定額サービス費などもこれに当たります。
変動費は、食費、交通費、医療費、被服費、雑費など、都度変わる金額のものをさします。書き出してみてください。
損益計算書を作ってみて、現状が把握できたと思います。
家計は黒字でしたか?赤字でしたか?
黒字にする方法はこの2つです。
・収入を増やす
・支出を減らす
簡単なのは支出を減らす方。
次のステップで、黒字にしていきましょう。
問題点はムダに払う支出項目のことです。
損益計算書を作ると思いのほか固定費が多いことに気が付くと思います。
特にスマホの通信費と保険料は問題点になりやすい項目です。
これらは、その金額を払わなくても事足りるのでは?と思えてくるものの代表です。
では、ムダな支払いを削ってみましょう。
【ムダな支払いを削る】
通信費、特にスマホ代が高いとかなり家計に響いてきます。
例えば、大手キャリア(10000円/月)と格安スマホ(3000円/月)の差が、7000円だとすると、差額は年間84000円、家族4人分だと、年間336000円です。
ちょっと贅沢な家族旅行できそうな金額ですよね。
お金は自分たちのために使いましょう。
格安スマホで事足りるなら、手数料でこんなに払うのはもったいないです。
もう一つは保険ですね。なんとなく勧められるまま加入していませんか?
加入する目的を今一度考えて、万が一のことがあった時に必要な金額がもらえるのか確認しておきましょう。
場合によっては保険の見直しをおススメします。
年間何十万円も無駄に払っているかもしれません。
さて、ムダを削れましたか、余剰金は出てきましたか?
以上が、「家計の整え方」の流れです。試してみてくださいね。
自分のことがわかるだけでもだいぶ不安がぬぐえると思います。
ところで、余剰金が出てきたら、何に使いますか?
漫然と貯金していると、ついつい使ってしまって、いつの間にか無くなってたりします。
そうならないためにも、貯金するなら将来に向けての具体的な目的と目標金額、期間を設定しておくことをおススメします。
例えばお子様の学費、旅行などのレジャー費、住宅ローンの繰上げ返済費用、老後の資金などです。
将来必要になるお金は金額もタイミングも各ご家庭で異なるので、家族で楽しく話し合って設定してみてくださいね。
以上で、家計の整え方の解説を終わります。
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