注文住宅を購入する場合、土地の購入も検討するためSUUMOさんとかライフルホームズさんとか検索する人は多いのではないでしょうか。
その時、見つけた物件の土地情報が最後の最後の方に表で記載されているのですが、見たことはありますか?専門用語が並ぶので、適当にスルーしていませんか?
土地を本当に購入する場合、とっても大事な事が記載されているので是非興味を持って見てくださいね。
その表中に、『市街化調整区域』と記載がある場合があります。
市街化調整区域はPeyPey銀行やソニー銀行は取り扱いがないんですね。
auじぶん銀行は総合的に判断となっています。
これは土地の評価に差があることを示しています。
その理由を解説しますね。
『市街化調整区域』とは、農地や森林を守り、無秩序な開発がされないよう市街化が抑制されている区域のことを指します。
逆に、抑制されていない既に市街地を形成している区域、おおむね10年以内に優先的かつ計画的に市街化を図るべき区域のことを『市街化区域』と言います。
簡単に言うと、市街化区域は、ルールを守って計画的に建物を建てようというところ。
市街化調整区域は、原則家は建てない。建てようとすると、規制が厳しくて建て辛いよってところです。
どちらも条件が揃えば家は建てられます。
では、なぜネット銀行が市街化調整区域を嫌がるのかというと・・・
市街化調整区域は農業や漁業、環境を守りたい区域なので建物がバンバン建つような発展はなさそうですよね。
つまり、土地の価値はさほど上がらないと銀行側は考えています。
銀行はお客様に融資したら絶対完済してもらう内容の契約をしているので、何等かの理由で返せなくなったとき、その土地や建物を売ってでも貸したお金を回収しようとします。
その際に価値の低い土地だと損してしまいますよね。
それは避けたい。だから、価値が上がらないかもしれない市街化調整区域は貸さないんですね。
でも、購入するお客様側には、市街化調整区域は価格設定が低く、土地も広かったりとメリットがあります。
特徴をよく調べて自分達にあった土地を選んでいただければと思います。
また、ネット銀行の住宅ローンだけにこだわらないのであれば、つなぎ融資という短期融資を利用したり、地方銀行の住宅ローンを利用したり、土地の購入方法はいろいろあります。
銀行選びの選択肢に入れてみるのも手です。
最近のネット銀行はお客様に寄り添うように住宅ローンの要件を改正し始めました。
検索して古い情報を得る場合もありますので、是非電話や窓口で確認してみることをおススメします。
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