住宅ローンの団信に加入できない?そういう方におすすめなワイド団信の詳細を解説!

住宅ローンの団信に加入できない?そういう方におすすめなワイド団信の詳細を解説!

住宅ローンを組む際に、借入金額以外に検討しなければいけないのが団体信用生命保険です。団体信用生命保険は、略して団信と呼ばれることが多いです。団信とは、万が一ローン返済中に契約者が死亡してしまった場合に、ローン残額と団信が相殺されて残りの債務が消滅するというシステムです。住宅ローンを契約する際には、基本的に団信も添付することが多いです。しかし、団信をつけるのには条件があり、中には審査に通らない方もいます。そこで今回は、住宅ローンの団信に加入できない理由とその場合におすすめの「ワイド団信」について詳しくご紹介していきましょう。

住宅ローンの団信に加入するための条件

住宅ローンを契約する際に団信に加入するためには、一定の条件を満たす必要があります。そこでここからは、団信に加入するための条件について見ていきましょう。

健康状態の告知がヒツヨウ

団信とは、生命保険の一種です。そのため、通常の生命保険に加入する時と同様に、加入時の健康状態を告知する必要があります。チェックされる内容は、審査を受ける金融機関や商品の種類によって大きく異なります。団信の中にも、死亡以外にさまざまな特約がつけられているものがありますが、保障が手厚くなるほど加入条件が厳しくなるのが一般的です。

重病の既往歴がある場合には加入できない可能性もある

団信の加入に必要となる審査では、主に重病の既往歴が確認されます。特に心臓病や脳卒中、がんなどの既往歴がある場合にはスムーズに加入できないケースもあります。ただ、過去に重病の既往歴があったとしても、再発のリスクが少ないと判断されれば団信へ加入することもできます。その上、審査基準は保険会社によって異なるので、一度落ちても別の会社では審査に通過することもあるようです。

団信に加入できないことのデメリット

では、団信に加入できないとどのようなデメリットが発生してしまうのでしょうか?

住宅ローンが組めない可能性がある

商品によっては、団信に加入できないと希望の住宅ローンが組めない可能性があります。これは、万が一何かあった時に銀行側が貸し倒れになるのを避けるためです。これから組もうとしている住宅ローンの条件によっても異なるので、事前に担当者に確認しておいた方がよいでしょう。

万が一の際に連帯保証人に支払いが生じる

住宅ローンの中には、団信に加入できなくても契約できる商品もあります。しかし、このような商品では連帯保証人を立てる必要があります。契約者に万が一のことが発生した場合には、連帯保証人が残りの残債を支払わなければいけなくなります。

団信に加入できない方には「ワイド団信」がおすすめ

団体信用生命保険と一言で言っても、さまざまな種類が用意されています。その中の1つが、「ワイド団信」です。ワイド団信であれば、通常の団信に加入できなかった方でも対象となる可能性があるため、審査に落ちるかもしれないと思う方は検討してみるといいでしょう。そこでここからは、ワイド団信の特徴についてご紹介していきます。

加入条件が緩和されている

ワイド団信は、通常の団信に比べて加入条件が緩和されている点が特徴です。通常の団信であれば、「高血圧症」「糖尿病」「肝機能障害」などの病気の既往歴がある場合、審査に落ちることが多いです。しかし、ワイド団信はこのような既往歴がある方でも審査に通過する可能性がある商品となっています。

保険料は0.2~0.3%上乗せになる

ワイド団信は、通常の団信よりも加入条件が緩く設定されている分、団信の保険料として高い金利を支払わなければいけません。一般的には、通常の団信と比べて0.2~0.3%増の金利負担が必要となります。その分、毎月の支払い額が高くなるということは頭に入れておきましょう。

病気によってはワイド団信にも加入できないケースもある

ワイド団信は、通常の団信に落ちた方でも加入しやすい条件となっています。しかし、すべての病気の既往歴がある方を受け入れているわけではありません。重病の既往歴があったり、再発のリスクが高いと判断されてしまった場合には、ワイド団信への加入も断られるかもしれないことを分かっておきましょう。その時には異なる方法を検討する必要があります。

まとめ

いかがでしたか?住宅ローンの契約を行う際には、万が一の際に残債の負担が発生しないように団体信用生命保険に加入するのが一般的です。住宅ローンは長期的なローン契約になるため、死亡時の対策もしっかりと行っておく必要があるでしょう。しかし、団信の加入には健康状態の告知を行わなければいけないので、過去の既往歴によっては加入できないケースもあります。既往歴の内容によっては、少し高い金利を支払うことによって「ワイド団信」という条件の緩い団信に加入できる可能性もあるため、住宅ローン契約の際にはぜひ検討してみてくださいね。


家たてる・コンサルでは、住宅購入用ファイナンシャルプランニングを使って、住宅ローンのお得な借り方返し方をご提案しています。

自分たちにあった金融機関をみつけて賢く利用してお得な返済方法を知りたい方は、無料勉強会へご参加ください。

よろしければ、あなたの家計にあった予算をご提案できるオリジナルの住宅購入用ファイナンシャルを無料で作成いたします。

お申し込みは簡単、以下のリンクからご予約ください。

〈家たてる・コンサルとは〉

お子様連れも大歓迎です。

キッズルームを完備しております。

スタッフ一同、皆様のご来店を心よりお待ちしております。